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兵庫県伊丹市を中心に「誰もが暮らせる地域づくり」の一環を担うべく24時間365日、障害児・者といわれる方々の自己実現に添える活動を行っています。
2024-10-09

しぇあめーる第249号

しぇあめーる第249号しぇあめーる第249号


 しぇあーど及び考えよーかい関係者みなさん如何お過ごしでしょうか?
 暑すぎる晩夏(と言うのも合致感は無いですが)と台風にヒヤヒヤしながらの9月が過ぎ、今年度も下半期へと時は移りました。まだまだ多くの人々の体調が整い難い状況が続く様です。
 障害者権利委員会から総括所見が出され2年になります。この間に(も)様々な変化が有りました。が、「他の者と平等」(権利条約に何度も登場する文言です)の意識はまだまだ多くの人々に染み入ってはいないことを実感してしまいます。
 去る2024年9月16日には「誰もが暮らせる地域づくりフォーラム」で「教育」「子どもたち」「未来」をテーマに考えてみました。「他者への思いやり」や「献身」が過ぎる教育が様々な思考や発想の根底であたりまえの権利(人権)を阻むように(も)思えます。「人権モデル」の社会への浸透(今始めたわけではないのですが)を諦めず進めていきたいものです。



報告・お知らせ(お願い)など

☆ 賛助会員の募集と賛助会費の納入をお願い致します

特定非営利活動法人地域生活を考えよーかいでは「しぇあーど及びしぇあきっず」のスペース開放や送迎・食事提供、フォーラム等の活動を実施・開催しています。まだまだ制度に乗らない大切なコト、ただ一人のヒトの為等に力を向けたいものです。賛同いただける方は宜しくお願いいたします(随時募集中)。

☆ 誰もが暮らせる地域づくりフォーラム2024を開催しました

2024年9月16日(月・祝)に表記のフォーラムを東リいたみホール中ホールで開催しました。参加いただけなかった方々も以下の「ガイドブック」を(ぜひ)ご覧ください。

☆ 令和6年度 在宅人工呼吸器装着患者・児の災害対策研修に参加しました

2024年9月20日(金)に伊丹市立産業振興センターで行われました兵庫県伊丹健康福祉事務所主催の表記の研修会にスタッフOとHが参加しました。

☆ 第6回小児訪問看護情報交換会Let`s try!小児の訪問看護に参加しました

2024年9月7日(土)にon-lineで行われました一般社団法人全国訪問看護事業協会主催の表記の会にスタッフTが参加しました。

☆ 横浜重心フォーラムに参加しました

2024年10月6日(日)に行われましたフォーラムに参加しました。

☆ しぇあーど2024年8月の試算表

☆ cafe mozita のオープン日

今後のオープン日及び予定変更等がある際には以下のインスタグラム(QRコードを読み取りいただきフォローしていただく)からお知らせいたします。インスタグラムの操作等、ご不明点ありましたら、お問い合わせください。

☆ Patisserie mozita では焼菓子等の販売(&通販)を行っています。

しぇあきっず2階のフリースペース「mozita」では不定期オープンのカフェと洋菓子・焼菓子のお店を開設しています。以下のSNS等で情報発信しています。宜しくお願いします。

 



いんふぉめーしょん



おすすめ研修・イベントなど

☆ 第46回総合リハビリテーション研究大会 -障害者就労の現状と課題~近未来の為に-

日時:2024年12月20日(金)、21日(土)
参加費:一般3,000円 学生1,000円
会場:千里ライフサイエンスセンター5階 山村雄一記念ライフホール
主催:公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会
告知:第46回 総合リハビリテーション研究大会

☆ 夢見る校長先生上映会&西郷孝彦さんトークの会

日時:2024年10月12日(土)
午前の部10:00~ 
午後の部13:30~ 
トークの会15:00-16:30
場所:あまよう特別支援学校
参加費:500円(上映会のみ)
配布チラシ:https://www.ne.jp/asahi/info/nowar/kyodo/20241012-1.pdf

☆ 障害のある子どもの就園・就学ホットライン 東京弁護士会

実施日時:2024年10月18日(金)10:00-16:00
 https://www.toben.or.jp/know/iinkai/children/news/post_37.html



おすすめの本・映画・お店・ブログ・ホームページなどなど

こうのいけスペース2024年11月のお休みは
20日(水)です

何時も大変申し訳ありません。その他調整をお願いする日時がありますが、よろしくお願いいたします。こうのいけスペースのクローズ日でも、「どうしても」というご依頼にはできるだけお応えしようと考えていますが、スタッフの休日調整などもあり、ご利用の調整をお願いいたします。

編集後記…

☆上にも記しました2024年9月のフォーラム、多くの方々に参加いただきありがとうございました。私たちの暮らす国ではなかな「誰もが」「他の者と平等」には成らない歴史が続いてるように思います。それでも、と元気をいただけた(と言っている場合では無いのですが)日々でした。

☆2024年9月末から10月の初めに奄美大島瀬戸内町の嘉鉄という集落で過ごしました。凡そ何も無い(と言っても水道や電気が有るので、そーでも無いのですが、そのような表現になる…)トコロでの過ごしは大いに様々なコトを考えさせてもらえます。海や空の青さに加え満点の星空と海中に身を沈めると生物だらけ…。移動が困難とされる方々にも体験してほしいトコロと時(とき)です。しぇあーど本部の壁面には様々な海中生物の写真が展示されています(ほとんど誰も気付かない?)。お越しの際には是非ご覧ください。

☆2024年10月8日(火)には札幌から旧知の知人(古くから札幌で重症心身障害児者といわれる方々等と関わられてこられた方)がお越しになり色んなお話をさせていただきました。私よりも5つ年上の彼女はこれから「新たな活動(事業)」を始めるというワクワクする思いを持たれていました。

☆先日、あるフォーラムで、いわゆる「意思決定」といいますか、知的障害とされてしまう方々の「思い」をどやって感じていくのか…というようなステキな実践発表後に、医師と称する(間違いなくお医者さんであると思います)方が「私たちの施設(大勢の方が住まわれる)には、そのような方(先に記したステキな実践報告の主体者)は居ない」と述べられまして…。2012年頃に私が全国をドサ廻り(いちぉー在宅医療研究の助成http://www.kangaeyo-kai.net/chiiki/chi130905_1.htmlを受けて)中に、これまた医師とされる(こちらも間違いなくお医者さんです)方に「そんな人(私がご紹介した活き活きと自宅等で暮らされている方々)が重症心身障害者な訳がない(何故か怒り口調だった)」との言葉を浴びせられたのを思い起こしました。そのお二人とも私どもが関わる業界(というのか?ですが)では「重鎮」ともされる方々(私は全く思っていませんが…)です。思わず「医師たちよ!」と叫びそうになりました(医師を一括りにしてゴメンナサイ、ですが)。「医療モデル」や「パターナリズム」は根絶できるのだろうか?と圧倒的にやられ捲ってきた私ですが…そんなことを思いました。

☆何度も繰り返(したいで)す「他の者と同じく(平等)」は、これを読んでいただいている全ての方々「あなたのモノ」です。そのことを(強く)子どもたちにも伝えていきたいものです。

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